中小企業のためのシステム発注

2010年11月13日土曜日

当たり前のようですが、プロジェクトの途中で目的があいまいになったり、忘れ去られてしまうことって、実際にあります。

システムを作る過程は、判断の連続です。その判断のとき、目的が判断基準となります。

だから、システムを作るプロジェクトの進行中、その目的を貼り出して、関係者全員で共有するのは、非常に大切なことです。

特に、参加者が多かったり、経営トップ、担当者、コンサルタント、開発会社など、参加組織の多いプロジェクトでは発生しがちですので、注意しましょう。

システムを作ろうと思ったとき、まず本当に、御社独自のシステムは必要でしょうか？

大企業の場合、事業の立ち上げ準備と並行してシステムを作ることもありますが、中小企業ではそこまで人、お金のあるケースは稀です。
また、一度に進めようとしたならば、お勧めしません。

このブログを見ている方は、システム発注を考えている方か、あるいは既に困っている方々と思います。

結論から言えば、御社独自のシステムを作ろうとした場合、システムの発注の仕方を知る必要があります。

なぜか？

システムの発注は依頼する会社にとって難しい問題です。そして、多くの場合、高価な投資になるため、その効果を十分発揮したいと考えられていると思います。

このブログでは、これからシステムを発注しようとしている中小企業の方々にとって、実際の仕事、目の前の仕事に役立つノウハウを扱います。