2010年9月27日月曜日

1.1 「中小企業のシステム発注」について

「中小企業のシステム発注」では、中小企業におけるシステム発注の仕方について、説明します。

システムの発注は依頼する会社にとって難しい問題です。そして、多くの場合、高価な投資になるため、その効果を十分発揮したいと考えられていると思います。

このブログでは、これからシステムを発注しようとしている中小企業の方々にとって、実際の仕事、目の前の仕事に役立つノウハウを扱います。

みなさん忙しい方ばかりと思いますので、時間を無駄にしないためにも、このブログで書いていることが、役に立たない、立ちにくいケースをあげます。
  • 社員が数百名いて、100名以上が利用するようなシステム
  • 社内にシステムの専門家がいる会社
  • 24時間365日止まることが許されない社会基盤を支えるシステム(例えば、銀行、証券、電力、水道などの社会インフラ系)
全く役に立たないわけではありませんが、社内にいる専門家に聞いたり、より細かい手順、管理手法を用いて開発したほうがよいでしょう。

逆に、次のような会社の方は、このブログが役に立つはずです。
  • 社員10〜数十名の会社
  • 本社のみ、または離れた場所に2、3カ所程度の事務所がある
  • 予算が100〜500万円程度に考えている場合
  • システムの専門家がいない、あるいは兼任で1名いる会社
前置きが長くなりました。
そろそろ、本題に入りましょう。


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