システムを作る過程は、判断の連続です。その判断のとき、目的が判断基準となります。
だから、システムを作るプロジェクトの進行中、その目的を貼り出して、関係者全員で共有するのは、非常に大切なことです。
特に、参加者が多かったり、経営トップ、担当者、コンサルタント、開発会社など、参加組織の多いプロジェクトでは発生しがちですので、注意しましょう。
システム化の目的は、大きく言えば
- 省力化、効率化
- 品質の向上
- お客様の満足度向上(タイムリーな情報提供など)
- 処理能力の拡大
こんなことがあります。
また、中小企業の場合、そもそも経営、業務に必要な情報が分散、二重管理されているのを整理したいという要望もあるかもしれません。
いずれにしても、そのシステムを導入したあと、どうなっていてほしいか思い浮かべます。
それが目的です。
先に、"どうやるか?"を考えてしまうと、手段ばかりが気になってしまい、目的がぼやけてしまいます。
最後にもう一度、まずはシステム化の目的をはっきりさせ、常に全員で共有しましょう。
なぜなら、それが判断基準になるからです。
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